わたしの肉はうじと土くれとをまとい、 わたしの皮は固まっては、またくずれる。
あなたの栄華とあなたの琴の音は 陰府に落ちてしまった。 うじはあなたの下に敷かれ、 みみずはあなたをおおっている。
穴に向かって『あなたはわたしの父である』と言い、 うじに向かって『あなたはわたしの母、 わたしの姉妹である』と言うならば、
するとたちまち、主の使が彼を打った。神に栄光を帰することをしなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えてしまった。
またその所であなたがたは、その身を汚したあなたがたのおこないと、すべてのわざとを思い出し、みずから行ったすべての悪事のために、自分を忌みきらうようになる。
「彼らは出て、わたしにそむいた人々のしかばねを見る。そのうじは死なず、その火は消えることがない。彼らはすべての人に忌みきらわれる」。
足のうらから頭まで、 完全なところがなく、 傷と打ち傷と生傷ばかりだ。 これを絞り出すものなく、包むものなく、 油をもってやわらげるものもない。
町の広場は彼らを忘れ、 彼らの名は覚えられることなく、 不義は木の折られるように折られる』と。
わたしの皮がこのように滅ぼされたのち、 わたしは肉を離れて神を見るであろう。
あなたはわたしを、みぞの中に投げ込まれるので、 わたしの着物も、わたしをいとうようになる。
このような人は腐れた物のように朽ち果て、 虫に食われた衣服のようにすたれる。
わが目は憂いによってかすみ、 わがからだはすべて影のようだ。
わたしの骨は皮と肉につき、 わたしはわずかに歯の皮をもってのがれた。